更新 住宅の知識
注文住宅を建てる際に土地を探してから業者を決めようと思っている方も多いのではないでしょうか。しかし、実際にいいなと思って決めた土地であっても意外な落とし穴があるかもしれません。
今回は注文住宅を建てる土地探しにおいて、気を付けたいポイントを中心にご紹介いたします。
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注文住宅を建てる際、何を重視して土地探しをしていますか?
せっかくこだわって土地探しをしても、もしかしたら間違った探し方をしているかもしれません。
土地を購入してから後悔しないためにも、よくある見落としを知っておいてくださいね。
「これだけの広さがあれば希望通りの注文住宅が建てられる!」と思って坪数や広さだけで決めてしまうと後悔してしまうかもしれません。
土地が広くても形が特殊であったり、高低差がある可能性があります。
土地の形によっては間取りに制限が出ることもあるので、坪数だけで決めることはやめておきましょう。
図面には土地の形状が掲載されており、「坪数もしっかり確保されているからここにしよう!」と実際の土地を見ずに決めると後悔に繋がりかねません。
図面は実際に土地を測量して作成されているとは限りません。。そのため、実際の土地と図面にかかれている土地が同じ形状をしていない可能性があります。
図面と比べると実際の土地は比率がおかしい場合もありますので、購入前は必ず実際の土地を確認しましょう。
市街化区域内の用途地域などは地域ごとに建物に制限があります。
ほかにも、建ぺい率と容積率は建築基準法で定められているなど、場合によっては希望通りの注文住宅を建てることが難しい場合もあります。
土地探しをする際は、設けられている制限の内容を事前に把握しておきましょう。
土地探しに失敗してしまうと、注文住宅にも影響を与えてしまいます。
土地探しはしっかり用心して行うことが大切です。
どうすれば理想の土地が見つかるか、3つの手順に分けてご紹介いたします。
どこに住宅を建てるのかを考える際に、優先したいことに順番をつけましょう。
たとえば、利便性の良い駅の側や子どもが学校に通いやすい場所など、土地によって得られるメリットです。
絶対に譲りたくないポイントと、妥協できるポイントを分けておくことで土地探しが行いやすくなります。
住宅づくりにおいて重要なことは予算のかけ方です。
住宅づくりでは土地代と建物の建築費用などを合わせて予算を組むので、どれくらいの金額を土地に充てられるのかをあらかじめ決めておきましょう。
都市部に住宅を建てる場合、土地代だけでもかなりの金額が必要になることがあります。自分が住宅を建てたい場所の相場などを知っておくと参考になるかもしれません。
困ったときはプロに相談することが一番の解決策です。注文住宅メーカーの中には土地探しを代行してくれるところや、場合によっては自社で土地を取り扱っていることもあります。不動産会社も良いですが、住まいを含めた土地探しなら注文住宅メーカーにも相談してみましょう。
特に問題ないと思っていた土地でも、想定外のトラブルが起こることもあります。
最後に失敗が多い3つの注意点をご紹介いたします。
日当たりについて調べておくことは重要です。
家の方角である程度分かるかもしれませんが、実際に色々な時間帯に足を運んで調べておくとどのような日当たりなのか分かります。また、晴れた日以外に確認することで雨が降ったときの水はけについても調べることができます。
土地を探すときは、家を建てることまで考えて土地を探しましょう。
面積と立地にだけ注目して土地を探すと、家を建てるときになって思わぬ失敗に気づくケースがあります。
土地の区域によっては、規制が設けられている場合があります。
それを確認せずに土地を購入してしまうと、建ぺい率・容積率が低すぎて敷地一部が建物を建てることができず敷地面積を有効活用できなかったり、高さに制限があり、3階建て住宅を予定していたのに2階建てや平屋になってしまったりすることも。
1人で判断が難しい場合は設計士に依頼するという方法もあります。
地積測量図や境界確認書があると隣地との境界線が一目で分かりますが、特に何もないという場合はどちらの家の敷地か曖昧になります。住み始めてから隣地の住人とトラブルになることは避けたいですよね。
境界線が曖昧な場合は不動産会社に相談してみましょう。売主が境界線について確認してくれます。
創建ホームでは注文住宅に合った土地探しからお手伝いをさせていただいております!
建てたい注文住宅に合わせて最適な土地探しをさせていただきますので、注文住宅と土地探しは是非創建ホームにご相談ください。