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無垢フローリングは人工的に作られたフローリングとは違い、自然の温かさを感じることができる床材として人気です。そんな無垢フローリングですが、種類や気を付けなければならないことがあることをご存知ですか?今回は無垢フローリングを選びたい方に向けて、無垢フローリングがどのようなものかをご紹介します。
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最初に無垢フローリングの詳しい説明をさせて頂きます。無垢フローリングが普通のフローリングとどう違うのか、把握しておきましょう。
一般的なフローリングは複合フローリングと呼ばれ、複数の板を重ね合わせ、一番上に化粧板を張り付けて木目の風合いを出したものを言います。
一方無垢フローリングは単一木材から切り出した、継ぎ目のない一枚のフローリング材になります。無垢フローリングは完全に自然素材なので、複合フローリングには無い木の温かみを感じとることができるのです。
無垢フローリングには主に3つの種類があります。
①OPC(One piece)…完全に一枚物の無垢材
②UNI(United)…無垢材を縦方向にジョイントし、3~5枚の板を継ぎ足して均等な長さにした無垢材
③FJL(Finger Joint Lamination)…縦と横の両方向に継ぎ足したもので、一般的には集成材と呼ばれている
同じ木材種であれば基本的に①からランクが高いものになり、値段も高くなります。
そんな無垢フローリングには一体どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?
先にメリット・デメリットについてもご紹介します。
無垢フローリングの魅力はなんといっても本物の木の質感を感じることができるという点ですが、見た目だけではなく、機能面でもメリットがあります。自然素材なので調質効果があり、お部屋を快適な室温に保ってくれるのです。さらに冬の場合でも無垢フローリングは熱伝導率が低いため、体温が奪われにくいというメリットもあります。これは冷え性の方にとっては非常に嬉しいですね。また、木の柔らかさがあるため、赤ちゃんや年配の方にとっても過ごしやすい住宅にすることができます。
無垢フローリングにはデメリットもあります。自然素材なので気候によって膨張や収縮をしてしまうことです。このデメリットを解消するには、施工する際に業者と相談してトラブルが起こりにくいように工夫する必要があります。
また、自然の木を使用しているため、どうしても水に対する抵抗力は弱いままです。特に無塗装の場合は飲み物をこぼしたりするとすぐにシミになってしまうことがあります。濡れたまま放置しておくと腐食してしまう心配もあるので、水をこぼした場合はすぐに拭き取るようにしてください。
無垢フローリングを長く使うために、お手入れの方法や注意点を解説いたします。
無垢フローリングのお手入れは基本的に水拭きになります。しかし先に述べている通り、無垢材は水に弱いというデメリットがあります。そのため、1~3ヶ月に1度くらいの頻度で、「しっかりと水を絞った雑巾で」拭くようにしましょう。1年に1回程度はクリーナーなどで汚れをしっかり落とすと美しい木目を保つことができます。
冬になると乾燥により、無垢フローリング同士の間に隙間ができてしまいます。それを防ぐためには最初に伸縮性の低い素材を選ぶようにしましょう。あらかじめ膨張や収縮が起こることを考慮して名刺一枚が挟まる程度の隙間を空けて施工するという方法もあります。
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