更新 設備のこと
近年は太陽光パネルを屋根に取り付けている住宅も増えているので、「うちの家にも取り入れようかな…」と考えている方も多いと思います。しかし、太陽光パネルは決して安い買い物ではありません。太陽光パネルを取り入れる前に、必要な知識を学んでおく必要があります。このページでは太陽光パネルのメリットとデメリットについてご紹介します。
目次 |
---|
最初に太陽光パネルでどのようにして発電が行われているのかをご説明いたします。
太陽光発電は太陽光パネルの半導体に光を当てることで発電する「光電効果」を利用して発電しています。ソーラーパネルにはn型とp型と呼ばれる2種類の半導体が重なってできており、電子が光を半導体にあたると電流が流れ、その電子の動きを電力として使うのが太陽光発電です。
最初に太陽光パネルで電気を作りますが、この電気は直流電流なので家電などに使用することができません。家電で使用できるのは交流電流です。そのため、パワーコンディショナーと呼ばれる機械で直流電流を交流電流に変え、屋内用分電盤で変換された電流を受け取り、家庭内での電気として電源を供給します。そして電力メーターによってどれくらいの電力が余っていて売ることができるのか、逆に足りない分の電気をどれくらい買う必要があるのかを計算します。
そんな太陽光パネルには具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?
こちらで地球環境にも家計にも優しくなれる太陽光パネルのメリットについてご紹介します。
万が一災害などで電気の供給が経たれていても、太陽光パネルを設置していると電気を使うことができます。これは非常に大きなメリットです。東日本大震災の時に改めて企業や家庭の電気について見直しが行われた結果、企業以外にも家庭用としての太陽光パネルの重要性が明らかになりました。日本では地震や台風などによる被害が深刻な問題ですが、太陽光パネルを設置していると、いざという時にも電気が使えるので積極的に家庭にも取り入れたいと考える人が増えたようです。
国からの補助金制度は残念ながら2014年4月に終了してしまいましたが、補助金制度が利用できる地方自治体もあります。ただし、申し込みの利用者が多いので申し込みをする場合は早くしておかないと締め切りが終わってしまう場合があります。詳しくは各自治体の窓口に問い合わせてみてください。
住宅用の太陽光パネルは自宅で利用する電気を作るので、普通に利用するだけでも電気代を安くすることができます。それ以外に、夜間電力が安くなるプランや蓄電池を利用すると更に電気代を抑えることができます。多く作られた電気は売ることもできますので、非常に家計に優しくなれるのが最大のメリットといえるでしょう。
そんな太陽光パネルですが、どのようなデメリットがあるのでしょうか?
こちらでは太陽光パネルでよく挙げられるデメリットについてご紹介します。
もっともよく話題になるデメリットが、太陽光パネルを設置するための初期投資費用が高額なことです。助成金制度はあるものの、国からの補助金制度がなくなったため、確実に補助を受けられるかはわからない状態になってしまいました。昔に比べて設置費用や装置の値段は下がっていますが、それでも高額になってしまうので、なかなか手が出せないという方が多いというのも事実です。
自然の力を使っているためエコではありますが、安定した電気の供給が難しいというデメリットもあります。太陽光発電でもっとも重要な「日射量」ですが、年間の日射量によって電気の量に差が出てしまいます。特に雪や雨の多い地域では日射量が少なくなりやすいので、地域や季節次第ではあまり電気代を抑えることができない場合もあります。しかし現在は天候に左右されがちな地域であっても発電できるような改良や研究が進められており、将来的には現在の問題も改善されるかもしれません。
売電に対して固定価格買い取り制度が始まってから、年々売電価格は下降しています。この売電価格の低下については止める手段がないため、できるだけ発電効率を上げるなどの対応を取る必要があります。
デメリットもありますが、地球環境や省エネを考える上で、太陽光パネルはこれからの時代に必須とも言える設備です。特に自然災害の多い日本では、万が一のライフラインとしても活躍するため、導入しておくと安心できるでしょう。
創建ホームでは太陽光パネルを設置したモデルハウスをご見学いただけます。
見学可能なモデルハウスはこちらからご確認ください。
現地ではスタッフから太陽光パネルの詳細をご案内することも可能ですので、
Web 見学予約の際に太陽光パネルをご検討の旨、ご記入ください。