更新 間取りのこと
日本古来の風流を感じさせる和室。現在は洋風の住宅が主流となっていて、和室ってどうなの?という意見もあるかと思いますが、実は洋室にはない多くのメリットを備えているんです。
目次 |
---|
そんな便利な和室ですが、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?
まずはメリットについてご説明いたします。
畳には部屋の湿度を調整してくれる機能があります。これは畳の材料であるイグサがスポンジのような役割を果たすことで、余分な湿度を吸収したり、逆に湿度が低い時には放湿してくれるためです。そのため畳によって和室は過ごしやすい快適な湿度を保ってくれます。
畳には空気が多く含まれており、その空気が物音を和らげてくれるという効果があります。小さなお子さんがいる家庭では嬉しいメリットですね。ただし、マンションのように下の階に住人がいるような場合はいくら防音性があると言っても配慮は必要不可欠です。
和室の最大のメリットは使い勝手の良さにあります。和室に置くような家具は座卓や座布団など、移動や片付けが非常にしやすくなっています。そのため、取り入れた洗濯物をたたみたい時などは少し座卓などをずらせば十分な作業スペースを確保することが出来ます。
次に、デメリットについてご説明いたします。和室のデメリットについて知らなかったという方は、今後お部屋をより快適に保つための参考にしていただけると幸いです。
畳は自然素材であるイグサを細かく編み込んで作られているため、フローリングには無い細かい隙間や溝がたくさんあります。そこにダニが発生しやすくなってしまいます。特にカーペットや絨毯を敷いていると、湿気が上手く発散できなくなり、カビやダニを増殖させる原因となってしまいます。
そのため、畳はこまめに雑巾がけをするなどの手入れが必要になります。また、10年程度で新しい畳に交換する必要があります。
これはなかなかお手入れの時間がとれない方にはつらいデメリットです。
畳はカーペットなどとは違い、洗うことができません。そのため、飲み物や食べ物をこぼすとシミが付きやすくなってしまいます。
普段客間として利用している場合は、シミが付いてしまうとお客さんの目も気になりますよね。もし飲み物などをこぼしてしまったら、すぐにタオルなどで水分を拭き取り、塩をかけて畳の目に沿ってブラシで優しく汚れをかきだしましょう。こうすることでシミも目立ちにくくなります。しかし完全に汚れを落とすことはできないので、日頃から飲み物などをこぼさないよう、注意してください。
重たいタンスやテーブルを置いてしまうと、畳は柔らかいので負荷がかかった場所が凹んで痕がついてしまいます。和室には極力重たい家具などは置かないようにしましょう。
どうしても重たい家具などを置きたい場合は、「座卓敷」という小さな畳を家具の四隅に置いておくと痕がつきにくくなります。
創建ホームでは和室のある様々なモデルハウスをご見学していただけます。和室のある暮らしに興味がある方は、ぜひ創建ホームまでご連絡ください。理想の和室をご提案させていただきます。
ご見学いただける公開中のモデルハウス はこちらから見学予約をお申し込みいただけます。