更新 間取りのこと
現在、注目度があがっているリビング階段。見栄えもよく、インテリア雑誌などでも取り上げられますが、実際にはどのような特徴があるのでしょうか。メリット・デメリットを取り上げながら、快適に暮らしていくための対処法などもご紹介していきます。
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リビング階段にも種類があります。まずはリビング階段の種類と、設置の条件を見ていきましょう。
一番大きな種類として、階段が吹き抜けと繋がっているか、そうでないかで分かれます。繋がっている場合は、非常に開放感があり、視覚的にも広さを感じることができます。
階段がスケルトンのタイプは少ない面積で階段を支えているので、非常に強度のあるアルミを使用しています。木よりも強度が高いので、見た目以上に頑丈さがありますよ。
階段が吹き抜けと繋がっており、なおかつスケルトンの階段である場合はもっとも解放感と視覚的広さを感じることができます。
リビング階段を設置するためには、最低でも階段のために約2畳分のスペースが必要になります。階段の奥行きは建築基準法でも定められています。しかし実際に基準法ぎりぎりで設置された階段は非常に急で、上り下りがしづらいものになります。特に小さなお子さんやお年寄りは転落の危険性が高まるため奥行きの浅い階段はおすすめできません。
最低でも蹴上を約20cm、蹴込を約20cmくらい確保すると、快適な上り下りができる階段になります。
リビング階段にすることで得られる大きなメリットが三つあります。どれも魅力的なメリットですので、リビング階段を考えている方はぜひ参考にしてください。
同じ間取りであっても、リビング階段を設置している部屋の方が視覚的に広く感じることが出来ます。リビングに利用できる面積が同じ場合でもリビング階段がある場合の方がお部屋を広く使えるなんて魅力的ですよね。
リビング階段を設置している住宅は二階に上る際、必ずリビングを通らなければなりません。そのため、自然と家族と顔を合わせる機会が増えるので、コミュニケーションをとる機会も増えます。お子さんがいる家庭では、帰ってきたお子さんの様子で嬉しいことがあったり、逆になにか思い悩んでいる様子であったり、そういった変化にも気が付く機会が増えるので相談に乗ってあげるきっかけにも繋がりますよ。
リビングと上の階が繋がっているので、何かあってもすぐに大声を出せば家族に気が付いてもらえるようになります。手伝って欲しいことがあるけど、手を離せないような状態であっても、「誰か来て!」と声を出せばすぐに上の階にいる家族に伝えることが出来ます。
そんなすばらしいリビング階段ですが、デメリットも存在します。ここではリビング階段のデメリットと、その対策方法をご紹介いたします。
リビング階段は二階と一階のリビングをひとつの室内として直結している部分にあたります。そのため、冬場はいくら暖房をリビングでつけていても、二階から冷たい空気が下りてきてしまいます。温かい空気は上に上りやすい傾向にありますので、リビングの温かさは二階に上って行ってしまうのです。
それを阻止するためには、階段の一階部分もしくは二階部分にカーテンや引き戸を作ることです。その他には天井にシーリングファンを設置したり、サーキュレーターを複数用意することで空気が循環し、寒さを和らげながらも冬場でもリビング階段の開放感を楽しむことができます。
二階に直結しているリビングでは物音がどうしても響きやすくなってしまいます。たとえばテレビの音や、小さなお子さんがいる家庭では子供がはしゃいだときに、大きな物音をたててしまうことがあります。
もし物音がきになるようでしたら、リビング階段は吹き抜けに繋がらないタイプにすることで、音を低減させることができます。
お子さんが集中して勉強をしているとキッチンからなにかニオイが…となれば、せっかくの集中も途切れてしまうかもしれません。家で残った仕事をしていた旦那さんも、仕事の気分ではなくなってしまうかもしれませんね。
そういったトラブルを防ぐためには、キッチンは壁付けにして十分な換気設備を用意しましょう。流行のアイランドキッチンはニオイや油汚れがつきやすいので、どうしても設置したい場合は日頃からしっかりと清掃やメンテナンスをする必要があります。
リビング階段のデメリットが心配な方は、創建ホームの「全館空調モデルハウス」をぜひご見学ください。
モダンで高級感のある外観から室内に入ると、なんと一台のエアコンで家中を快適な温度に保っており、更に健康面にも配慮した空気清浄の機能までついています。
大容量のシューズインクロークは靴以外の収納もできますので、普段あまり使わないレジャー用品やシーズンもののコートなどと合わせて収納することが出来ます。
ご見学も可能ですので、全館空調モデルハウス に興味がある方は、ぜひこちらから見学予約をお申し込みください。