住まいから考える、未来の地球環境

創建ホーム LCCMへの取り組み

温暖化による地球の環境変化は、今や危険的状況にあり、 温室効果ガス削減には世界的な取り組みの必要性が叫ばれています。

創建ホームではLCCM(エルシーシーエム)住宅の普及に取り組み、 地球温暖化対策と脱炭素社会実現に貢献していきます。

LCCM(エルシーシーエム)住宅」とは?


住宅のライフサイクル全体で
CO2排出量マイナスを目指す住宅。


LCCM(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス)住宅とは、建設から、運用(居住)、廃棄にいたるライフサイクル全体を通して、CO2のトータル収支をマイナスにする、環境に配慮した省エネ住宅のことです。住宅のライフサイクルにおいては必ずCO2が排出されますが、LCCM住宅ではそれらの排出量を最小化。太陽光発電などにより、排出CO2以上のエネルギーを創出し、住宅で使用する全体のCO2収支をマイナスにします。

  • CO2排出とライフサイクルの図

    「居住」だけでなく建築から解体まで、
    住宅のライフサイクル全体を考慮

  • 累積CO2排出量のグラフ

    建設や排気も含め
    CO2収支マイナスを目指す

ZEH(ゼッチ)「LCCM住宅」の違い


ZEHは居住時、LCCMは住宅の
ライフサイクル全体でCO2排出

ZEHとLCCM住宅の比較図

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)は、高気密・高断熱などにより消費エネルギーを抑え、太陽光発電などによりエネルギーを創出することで、エネルギー消費の収支をゼロ以下にすることを目指す住宅です。
対してLCCM住宅は、居住時に加え、建設、改修、解体時と住宅のライフサイクル全体で CO2排出を抑えることを目指す住宅です。

LCCM住宅ZEHで目指す
カーボンニュートラルへの歩み


政府は、2030年度以降新築される住宅について、ZEH基準の水準の省エネルギー性能の確保を目指すとしており(国土交通省「ZEH・LCCM住宅の推進に向けた取組」より、2024年10月現在)、2050年のカーボンニュートラル実現に向け、ZEH とLCCM住宅を推進しています。

政府が推進する低炭素に向けた住宅イメージの図

居住時のエネルギー収支ゼロを目指すZEHは、エコと光熱費削減を両立する住宅として普及が進んでいます。LCCM住宅は居住時のみならずライフサイクル全体でCO2のマイナス収支を目指す住宅として、カーボンニュートラル実現に向けた次世代のエコ住宅と位置付けられます。しかし、初期費用が高くなる、建築に制限があるなど、現状ではお施主様の負担が大きくなる問題があります。創建ホームでは、ZEHとLCCM住宅、双方の普及促進に努めることが、今と将来、双方において着実な地球環境への貢献と考え取り組みを継続しています。


創建ホームの
「ZEH」普及への取り組み

創建ホームは2016年度より『ZEHビルダー登録』メーカーの公的認可を受け(登録番号 ZEH28B-00298-CTR)、ZEH住宅を推進してきました。2025年の普及率50%達成を目標に、2023年には49%まで普及実績を伸ばしており、LCCM住宅とともに地球環境に優しい住宅普及の取り組みを行っています。

創建ホームのLCCM住宅


LCCM住宅モデルハウス建築中
2025年2月公開予定


創建ホームのLCCM住宅を実際にご覧いただけるよう、福山市にLCCM住宅モデルハウスを建築中。
モデルハウスは2025年2月オープン予定です。


モデルハウスで創建ホームの
エコ住宅を体感

創建ホームではZEH、LCCM住宅といった環境に配慮したエコ住宅への取り組みはもちろん、住まう人の快適性も考え、建物内に入る太陽光をカットし室温上昇を防ぐ「遮熱」や、断熱際の隙間を埋め、高い断熱性を発揮する「FIT断熱」など、独自の省エネ施工にも取り組んでいます。創建ホームのモデルハウス見学で、創建ホームのエコへの取り組みを実際にご体感ください。

補助金制度
  • 令和6年度サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型) LCCM戸建住宅部門

  • 【補助限度額】
    140万円/戸
    ※以下の費用の合計額の1/2
    ・設計費
    ・建設工事等における補助対象工事の掛かり増し費用
  • 【 要 件 】
    ①戸建住宅の新築
    ②強化外皮基準(1~8地域の平成28年省エネルギー基準(ηAC値、気密・防露性能の確保等の留意事項)を満たした上で、UA値 1、2地域:0.4[W/㎡K]以下、3地域:0.5[W/㎡K]以下、4~7地域:0.6[W/㎡K]以下)
    ③再生可能エネルギー等を除き、基準一次エネルギー消費量(「その他一次エネルギー消費量」は除く)から25%以上の一次エネルギー消費量削減するもの
    ④再生可能エネルギーを導入(容量不問)するもの
    ⑤再生可能エネルギー等を加えて、基準一次エネルギー消費量(「その他一次エネルギー消費量」は除く)から100%以上の一次エネルギー消費量削減するもの
    ⑥以下のいずれかの方法で、LCCO2を算定し、結果が0以下となるもの
    ・CASBEE-戸建(新築)2018年版、2021年SDGs対応版(又は2020年SDGs試行版)
    ・LCCM住宅部門の基本要件(LCCO2)適合判定ツール

    ⑦住宅の品質について、CASBEEのB+ランクまたは同等以上の性能を有するもの(長期優良住宅認定など)
    耐震性については、募集要領 、交付申請等マニュアルを参照

    ⑧交付決定を受けた年度に事業着手するもの
    ⑨住宅の立地が「土砂災害特別警戒区域」に該当しないこと
    ⑩住宅の立地が「災害危険区域」に該当しないこと。
    ⑪住宅の立地は、都市再生特別措置法第88条第5項の規定により、当該住宅に係る届出をした者が同条第3項の規定による勧告に従わなかった旨の公表がされていないこと。